ジムを利用する際、コロナウイルスの感染予防対策でマスク着用がルールになった。トレーニング中のマスクの必要性や効果が知りたいな。また筋トレなどのトレーニング用のおすすめマスクも合せて知りたいな
こんな悩みを解決します。
- 記事の内容
- トレーニング時のマスクの必要性
- トレーニング中のマスクの効果
- トレーニング用のおすすめマスク
全国で緊急事態宣言が解除されたことをきっかけに、6月より各ジム・スポーツクラブが営業を再開させました。とはいえコロナウイルスが完全に収束したわけではないので、ジムを利用する際はマスク着用が義務付けられています。
多くの人がトレーニング中のマスクについて関心が高まっているため、本記事ではトレーニング中のマスクの必要性や効果、オススメの商品について詳しくご紹介しています。
トレーニング時のマスクの必要性や効果を知ると、マスクの選び方が変わってくるよ。トレーニング用のマスクを探している方は、ぜひ最後まで読んで下さい
トレーニング時のマスク着用の必要性
スポーツジムは日本フィットネス産業協会が発表した「新型コロナウイルスの感染予防ガイドライン」に沿って営業を再開させています。感染予防のガイドラインには「ジムを利用する会員やスタッフは、マスクを着用して口と鼻を確実に覆うこと」という項目が盛り込まれています。
日本フィットネス産業協会はトレーニング時のマスク着用の必要性について、下記の2つを挙げています。
- 飛沫感染のリスクを軽減
- 接触感染のリスクを軽減
飛沫感染のリスクを軽減
マスクが最も効果を発揮するのは、せきやくしゃみがある人がマスクを付けた場合です。
1回の咳で約10万個のウイルスを体外に放出するといわれているので、感染の疑いがある人がマスクをすることで周囲への感染を減少させることができます。
また健康な人がマスクを着用することで、、他人の咳やくしゃみによるひまつの飛散が自分の体内に入るのを防ぐことができます。
接触感染のリスクを軽減
健康な人がマスクを着用することで、接触感染のリスクを軽減できます。
具体的にはジムのマシンやドアノブ、ダンベル、ロッカーなどに付着したウイルスが、手を介して口や鼻に直接触れることを防ぐことができます。
マスクを着用することで新型コロナウイルスの感染リスクを軽減できるとはいえ、厚生労働省新型インフルエンザ専門家会議では、「新型コロナウイルスの感染予防策の1つにマスクの着用は有効な手段だが、感染リスクは0にはならない」という見解を出しています。
マスク着用は感染リスクが0になるわけではなく、軽減の効果が見込める程度です。緊急事態宣言が解除されたとはいえ、ジムやスポーツクラブを利用する際は、コロナウイルスの感染予防に細心の注意を払う必要があります。
トレーニング中のマスク着用の効果
ウイルスの感染防止対策としてマスクの着用が義務付けられましたが、マスクの着用がトレーニングの効果に影響するのか?気になりますよね。
トレーニング中にマスクを付けると、いつもよりカラダに入る酸素の量が少なくなるので、「トレーニング効果のアップや脂肪燃焼の効果があるのでは?」と感じた方は意外と多いのではないでしょうか?
結論から先にお伝えすると、市販の白色の不織布マスクなど、マスクを着用してトレーニングしても低酸素運動の効果は得られません。
なぜなら空気の酸素濃度を変更しているわけではなく、カラダの中に取り込む酸素の量が減っているだけだからです。肺に入る酸素の濃度は変わらないので、低酸素状態で運動していることにはなりません。
とはいえトレーニング中のマスク着用は、まったく効果がないわけではありません。カラダに入ってくる空気の量が制限されるので、空気を取り込む力、つまり呼吸筋を鍛えることができます。呼吸筋とは呼吸を行う時に使う筋肉のことで、横隔膜や肋間筋が呼吸筋にあたります。
マスク着用でトレーニングすると、空気を取り込む機能が改善されるので、マスクを外した時のパフォーマンスにプラスの影響を与えるでしょう。
筋トレについてはそもそも無酸素運動なので、マスク着用の効果はほとんどありません。マスクして筋トレすることに慣れないうちは、呼吸が苦しなってパフォーマンスが低下する可能性があります。筋トレ時のマスクを探している方は、効果ではなく感染リスクを下げる目的で商品を探しましょう。
トレーニング用マスクのおすすめ商品
ここからは筋トレやランニング用のおすすめ商品をご紹介させていただきます。
目的や用途によって選ぶマスクの種類が変わるので、自分の目的に合ったマスクを選びましょう。
ナルーマスク(NAROO MASK) F.U+
NAROO MASK(ナルーマスク)は、2002年に設立されたスポーツマスク専門ブランドです。
NAROO MASK(ナルーマスク) Fシリーズは、花粉や大気中のホコリを除去する新技術のマイクロネットフィルター構造のスポーツマスクになります。顔に装着してもフィルター面がストレッチすることにより生地が広がりにくく、筋トレ中になど激しいトレーニングでも心地よい装着感があります。
素材はナイロンとポリエステルを使用していて、中性洗剤で手洗いすれば何度でも繰り返し使用できます。サイズはLサイズ(18cm x12cm)とSサイズ(16cm x10.5cm)。カラーはブラックとベージュの2種類から選択できます。
NAROO MASK(ナルーマスク)のブランドは、日本ではまだ有名になっていないこともあり、街中でしている人をほとんど見かけません。もしあなたがこのマスクをしてトレーニングすると、多くの人から注目を浴びるでしょう。また上記の写真のように普段使いもできるデザインなので、スマホのように毎日の生活になくてはならないアイテムになっていることでしょう。
価格が約3,000円という、お手頃な値段も魅力です。現在、楽天の取り扱いはなく、amazon限定の商品になります。
- NAROO MASK(ナルーマスク)の購入リンク
ナルーマスク(NAROO MASK) F5S
こちらもNAROO MASK(ナルーマスク)になります。通気性がとてもいいので、筋トレなどの激しいトレーニングやランニング中でも息苦しさを感じることがありません。
長さはあご丈まであるので、口と鼻を完全に覆うことができます。高いフィルター機能を有していて、1.7-2.5μ㍉の空気中の異物を99%除去してくれるので、他のマスクと比べて防御機能が優れています。
リバーシブルで利用できるところや、中性洗剤を使った手洗いで何度も使えるところも魅力になります。
TRAINING MASK
「TRAINING MASK」は、アメリカでプロアスリートからフィットネス愛好家と幅広く使われているスポーツブランドです。
「TRAINING MASK」はランニングなど有酸素運動や、高強度インターバルトレーニング(HIIT)に適したマスクになります。吸気バルブ変更によって、短い時間でも心肺負荷をかけることができます。
価格は13,800円とNAROO MASK(ナルーマスク)に比べて高いですが、吸気バルブで低酸素状態を再現できる機能が付いているので、トレーニングの効果を少しでも高めたい人にはおすすめの商品になります。Amazon限定販売となります。
サッカー日本代表やトライアスロン選手が、実際に使用していることでも有名な「TRAINING MASK」。一度見たら思わず振り返ってまた見たくなるデザイン。低酸素状態が作れる「TRAINING MASK」は、ランニングなどの有酸素運動に適したアイテムなので、あなたは心地よい風と周りの人の注目の視線を感じながらの最高の気分でトレーニングできるでしょう。
- TRAINING MASKの購入リンク
MIZUNO「ミズノ」水着素材で作ったマスク
スポーツ用品メーカーの「MIZUNO(ミズノ)」が、水着素材で作ったマウスカバーを発売。
2万枚の限定販売は即日完売し、大きな話題となりました。ミズノのマウスカバーは公式サイトより購入できますが、予想を大幅に上回るアクセスが集中し、サーバーがパンク。現在は発売未定となっています。
「MIZUNO(ミズノ)」の水着素材で作ったマウスカバーについて詳しい内容について知りたい方は、下記の記事を参考にして下さい。
まとめ
ジムやスポーツクラブを利用する際、マスクの着用が義務付けられました。マスクを着用しないと、入館できないジムもあります。
ジム利用時にマスク着用する一番の理由は、新型コロナウイルスの感染予防リスクを軽減させるためです。カラダに取り込む酸素量が少なくなって呼吸筋が鍛えれる効果もありますが、一番の目的は飛沫感染や接触感染のリスク軽減になります。
市販の白色の不織布マスクでもいいですが、洗って何度も使い回しができる商品や、他の人が持っていないオシャレなマスクをしてモチベーションを上げたいと考えている人は多いと思います。目的によって選ぶ商品は違ってくるので、上記の商品を参考に自分に合ったマスク選びをしましょう。
ジム利用時のコロナウイルス感染要望対策について詳しく知りたい方は、下記の記事を参考にして下さい。