スポーツ用品メーカー「ミズノ」が水着素材で作ったマスクを販売しているみたいだけど、一体どんなマスクなの?
こんな疑問にお応えします。
- 記事の内容
- ミズノが販売しているマスクについて
- どこで、いつ購入できるのか?
- スポーツメーカーが発売するマスクについて
本記事を読むことで、ミズノが販売している水着素材のマスクカバーについて詳しく知ることができます。
本記事は3分で読めるので、yahooニュースでも取り上げられ話題となったミズノ製のマスクが気になる方は、ぜひ最後まで読んでください。
ミズノが水着素材で作ったマウスカバーが即完売
#マウスカバー をご購入いただいた方、アクセスしていただいたにも関わらず残念ながらご購入いただけなかった方も、ありがとうございました#ミズノ #ともに越えようhttps://t.co/lCgrVx3qHI
— MIZUNO JP(ミズノ株式会社) (@mizunojp) May 17, 2020
大阪に本社を構える大手総合スポーツ用品メーカーのミズノが5月15日、水着素材で作ったマウスカバーを販売し、即日完売したことが話題になっています。
販売数は2万枚の限定販売。1枚1枚935円(税込み)で1人10枚を上限にオンラインショップで予約受付を開始すると、なんとその日の内に2万枚が完売。ミズノマスク2万枚の即完売は、yahooニュースで取り上げられたこともあり大きな話題となりました。
2回目の販売は5月28日(木)~5月31日(日)の予約販売を実施。ですが予想を大幅に上回るアクセスが集中し、ページが開かない・申し込みが出来ないなど、利用できない状況が発生。マウスカバー抽選サイトを一時停止する事態となりました。
水着素材で作ったマウスカバーの機能
ミズノのマウスカバーの主な機能は、下記の4つになります。
- 飛沫の拡散抑制が目的
- 着用時にストレスが少なく、適度なやさしいフィット感
- 手洗いで繰り返し使用可能
- 乾きやすい素材を使用しているため、毎日気持ちよく使用できる
素材は本体がポリエステル83%、ポリウレタン17%となります。内側はポリエステル100%です。ポリエステルの特徴は吸湿性や吸水性が低く、速乾性が高いことが挙げられます。
一般的なマスクの素材で使われるガーゼや不織布でなく、ミズノが得意としている水着素材を使っているので、手洗いで繰り返し使うことができます。
マスクをしていて耳が痛くなった経験をした方も多いとも思いますが、水着素材なので着用時にストレスを感じることがなく、フィット感が抜群となっています。
品揃え(サイズ・色)
マウスカバーのサイズは、全部で下記の3種類になります。
- サイズS(子ども向け):W18.6×H12.3cm(内側アクアブルー)
- サイズM(女性向け):W19.2×H14.3cm(内側ピンク)
- サイズL(男性向け):W20×H16.8cm(内側アクアブルー)
色の品揃えは、下記の5種類になります。
- チャコールグレー
- ブラック
- ネイビー
- ロイヤルブルー
- ローズ
この章の最初にご紹介した写真を改めて見てみると、派手さはないもののシックなカラーと、ミズノのブランドロゴがワンポイントになっていて、幅広い層から支持を集めるデザインになっていることが分かります。ミズノのマウスカバーは、機能性以外にファッション性も兼ね備えています。
どこで買える?
ミズノのマウスカバーはミズノ公式オンラインショップのみの販売になります。
本体価格は850円で1人10枚までの限定販売になっています。予約開始日の当日に完売したため、現在は購入できません。
公式サイトの情報によると次回発売は5月末を予定とのことです。Twitterやメルマガで事前に案内されるので、ミズノの水着素材で作ったマスクが欲しい方はミズノ公式Twitterやメルマガ登録をしましょう。
ミズノ製の水着素材「マウスカバー」を使用するスポーツクラブ
ミズノ製の水着素材「マウスカバー」を使用するスポーツクラブがあります。そのスポーツクラブは『スポーツクラブ ルネサンス』です。
3月上旬に千葉県のスポーツクラブでクラスター(感染者集団)が発生したことをきっかけに、全国各地のスポーツジムが臨時休業となりました。一般社団法人の日本フィットネス産業協会は、ジムの営業再開に向けて新型コロナウイルスに感染予防のガイドラインを作成。そのガイドラインの中で『感染症に関する国の注意喚起が解除されるまでの期間中、スタッフがマスクを着用すること』が義務付けています。このため営業を再開しているスポーツクラブのスタッフは、営業時間中にマスクの着用をしています。
スポーツクラブ ルネサンスは他社との差別化のため、ミズノと提携してルネサンスオリジナルのマウスカバーを開発。機能性だけでなくデザインもこだわっていて、カラーはホワイト・ネイビー・ローズ・オレンジの4色の品揃え、ルネサンスのロゴがワンポイントで入っています。
スポーツクラブ ルネサンスとミズノの共同開発は今回が初めてではありません。これまでに子供用のスクール水着を開発していたり、多数のトレーニングウェアを販売しています。コロナウイルス感染予防対策の一環でスタッフがマスクを着用するにあたり、ルネサンスがミズノにオリジナルのマウスカバーの開発依頼をしたのがきっかけでしょう。
スポーツクラブ ルネサンスは5月末まで全施設の臨時休業のため、オリジナルのマウスカバー着用はまだ話題となっていません。ですが6月以降、世間の注目を集めることでしょう。
スポーツブランドからもマスクが続々と発売
新型コロナウイルスの対策として、大手スポーツブランドがマスクの生産に乗り出しています。
アメリカに本社を置く「ニューバランス(New Balance)」は4月より自社工場でフェイスマスクの開発と製造を開始しました。
All hands on deck. Our U.S. factories are working to develop, manufacture and deliver facial masks to the hospital community.
To learn more, visit: https://t.co/qxQ3uqBIyE pic.twitter.com/xGKyCKx8Lm
— New Balance (@newbalance) March 28, 2020
上記のフェイスマスクは一般消費者向けではなく、病院や医療コミュニティに届ける予定ということです。ネット上では洗練されたデザインのマスクを見て「早く一般発売して欲しい」という声が多数寄せられています。
また世界中の有名アスリートたちが愛用するスポーツ用品ブランド「UNDER ARMOUR(アンダーアーマー)」は、通常業務をストップしてマスクの生産に乗り出しました。
How Under Armour is making 100,000 masks a week to fight COVID-19 https://t.co/gVRE6EawWo
— Fast Company (@FastCompany) April 2, 2020
ニューバランス同様、まずは医療従事者向けのマスク生産になります。
この他にもNike(ナイキ)が顔全体を保護する医療用フェースシールドの開発に乗り出すことが発表されました。ミズノが一般消費者向けにマウスカバーを発売したことをきっかけに、大手スポーツブランドからランニング時やスポーツジムでも使える「機能性+ファッション性マスク」が今後発売されることでしょう。
ジムやスポーツクラブ利用時のマスク着用について詳しく知りたい方は、下記の記事を参考にして下さい。
まとめ
大阪に本社を置く大手スポーツメーカー「ミズノ」が5月15日、水着素材を使ったマウスカバーを自身のオンラインストアで2万枚の限定販売しました。コロナウイルスの感染予防対策の関心が高まっていることもあり、2万枚は即日完売。次回販売は5月末を予定しています。
スポーツクラブ「ルネサンス」は、ジムで働くスタッフが着用するマスクにミズノ製の水着素材のマウスカバーを採用することをホームページで告知しています。コロナウイルスの影響でルネサンスは5月末まで全国の施設が臨時休館となります。このためまだ話題となっていませんが、6月以降大きな注目を集めそうです。
海外スポーツブランドのアンダーアーマーやニューバランスも、マスクの開発・販売に力を入れています。現在は医療向けの販売のみですが、コロナウイルスが収束しはじめた頃に一般消費者向けに発売されるでしょう。
不織布マスクは保湿・保温機能があるため、マスクを付けたままランニングやトレーニングをすると息苦しさを感じたり、時には熱中症の恐れがあります。現在スポーツ時でも快適に使用できるマスクが開発されているはずなので発売を心待ちにしたいです。
各スポーツジムではマスク着用が推奨されています。スポーツクラブを利用する際のコロナウイルス感染予防対策について詳しく知りたい方は、下記の記事を参考にして下さい。