スポーツジム用のシューズってどんなのがいいのかな?
自分に合ったシューズ選びって難しいよね。タイプによって機能が違うから、シューズ選びが間違っているとケガしたり、パフォーマンスに影響してくるよ
- 本記事の内容
- ジム用シューズの種類について
- ジム用シューズ選びで注意するポイント
- 男性(メンズ)のおすすめシューズ9選
- 女性(レディース)のおすすめシューズ8選
みなさんはジムのシューズ、どんなタイプを履いていますか?
「もともと持っていたものを履いている」「デザインが気に入ったものを履いている」など、人それぞれですよね。
ジム用のシューズは大きく分けると4種類ありますが、それぞれの特徴を知らないで履いている人は多いのではないでしょうか?
ぼくも以前はそうでした。ですが、自分の目的に合ったシューズに変えたことで、今までより高いパフォーマンスができるようになりました。正しいジム用のシューズ選びをすることで、トレーニングの効果を最大限発揮できます。
本記事ではまずはじめに、種類と選ぶ時のポイントについてご紹介していきます。
その後、男性と女性のおすすめ商品をご紹介していきたいと思います。
これを読めば、自分に合ったジム用のシューズ選びができるようになるよ
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ジム用シューズの種類
タイプ | 特徴 | クッション性 | 軽量性 | ホールド感 | グリップ性 | フィット感 |
万能タイプ | ・ランニング用 ・トレーニング用 ・スタジオ用 3つの特徴を バランス良く持っている | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
ランニング用 | ソールにクッション性あり | ◎ | ◎ | ▲ | ▲ | ○ |
トレーニング用 | ウエイトが扱えるように ソールが薄くグリップ力あり | ▲ | ▲ | ◎ | ◎ | ○ |
スタジオ用 | 横のステップやターンなど 360度の動きに対応している | ○ | ▲ | ◎ | ○ | ◎ |
- クッション性:地面からの衝撃を和らげる働き
- 軽量性:シューズの軽さ
- ホールド感:足首を固定する働き
- グリップ性:地面をしっかり捉える力
- フィット感:シューズの中で足が動かないかどうか
こんなに種類や特徴があるなんて知らなった…
それぞれの特徴について、詳しく紹介していくね
万能タイプ
万能タイプは上記の表から分かるように、クッション性や軽量性など専用シューズの良いところをすべて取り入れています。
ランニング・ウエイトトレーニング・スタジオプログラムをバランスよくやりたい人におすすめのシューズです。
スポーツジム初心者の方は、まずはじめに万能タイプを選ぶのが良いでしょう。
いいとこ取りのシューズってことだね
総合的に運動したい人は、万能タイプがおすすめ!
ランニング用
ランニング用シューズは、屋外の運動を想定にして設計されたシューズです。
アスファルトのような硬い地面の上を走るためのシューズなのでクッション性が高く、足に負担をかけないよう軽量に作られているところが特徴になります。
ランニングは縦の動きがメインになるので、横の動き(ホールド感)に弱いところがデメリットになります。
ランニングは前の動きしかないからね
スタジオや筋トレをする人には向いていないかな
トレーニング用
トレーニング用シューズは、屋内の運動を想定にして設計されたシューズです。
クッション性がなく、グリップ性が強いところがトレーニング用シューズの特徴になります。
これはダンベルなど高重量を使ったトレーニングをする時、地面をしっかり踏ん張れるように設計されているからです。
足首が縦横にブレないよう、しっかりホールドできる仕様になっています。
マシンを使ったトレーニングも、トレーニング用がいいんだね
足全体で地面を捉えることができるよう「ソールが硬く、平ぺったい」のも特徴だね
スタジオ用
スタジオ用シューズは前後左右や斜めのステップ、つまり360度の動きに対応できるように設計されたシューズです。
横のステップを踏んだ時に足首を捻らないよう、足首がしっかりホールドできるハイカット仕様になっています。
ときどき、スタジオレッスンでランニング用シューズを履いている人がいますが、ランニング用は縦の動きしか想定して設計されていないので、横のステップを踏んだ時に足首を捻挫する恐れがあります。
激しく動くエクササイズだから、
足首をしっかり固定することが大切なんだね
シューズの中で足が動かないよう「フィット感」も大切だよ
ジム用シューズを選ぶ時のポイント
ジム用シューズを選ぶ時のポイントは、下記の3つになります。
サイズ選び
ジム用シューズ選びでもっとも大切なのは、サイズ選びになります。
なぜなら、自分の足に合わないサイズを履いているとケガをしたり、全身のバランスがくずれて自分が持っている力を最大限発揮できないからです。
ブランドによってフィット感が違う経験をしたことがある人は多いですよね。
アシックスやミズノは日本人の足にフィットするように作られているのに対し、ナイキやアディダスは外国人向けに設計されています。
自分に合ったサイズを選ぶにはどうすればいいの?
ジャストサイズじゃなて、0.5~1.0cm大きめを選ぶといいよ
ジャストサイズだと、靴ずれやマメができる原因になるので、ジム用シューズは0.5~1.0cm大きめのサイズを選びましょう。
ちなみにサイズの他に、Eや2Eなどの表記を見たことがある人も多いかもです。
これは「足囲」といって足の幅を表したもので、E⇒2E⇒3Eといった感じで数字が大きくなるほど足の幅が広くなります。
時間帯によって足のサイズが変わるって聞くけど、どうすればいいの?
サイズ感は、夕方の足の状態がいいよ。
疲労で0.5~1.0cm大きくなっていて、
フィッティングの良し悪しに関係するからね
スポーツシューズに限らずの話ですが、靴のサイズ選びは、足の状態が大きくなっている夕方ごろが最も適しています。
自分の目的に合ったシューズを選ぶ
「ランニングをしたい人」「スタジオレッスンを楽しみたい人」「筋トレなどのウエイトトレーニングをしたい人」、みなさん目的は違いますよね。
こちらの比較表でご紹介したようにジム用シューズは4種類あるので、自分に合った種類を選びましょう。
- ジムでいろいろやりたい人:万能タイプ
- ランニングがメインの人:ランニング用
- 筋トレやマシンがメインの人:トレーニング用
- プログラムレッスンがメインの人:スタジオ用
上記以外でジムの手荷物をとにかく少なくしたい人は、コンパクトに折り畳めるタイプを選ぶのも良いでしょう。
くつ下の厚さも考慮する
意外と忘れがちなのが、くつ下の厚さも考慮して選ぶことです。
ジム用のくつ下は、普段履いているくつ下と比べて生地がぶ厚く作られています。
足首をしっかり保護したい人は、くるぶし丈の物ではなく、ふくらはぎ程度まであるくつ下のほうが良いでしょう。
ジム用のくつ下を履いても、何だかフィットしない時はどうすればいいの?
インソールといって、靴の足底に入れる敷物を使うとフィット感が良くなるよ
くつ下の生地の厚さことは意外と忘れがちなことなので、覚えておいて下さいね。
男性おすすめのジム用シューズ【メンズ】
ここからは、男性の目的別おすすめジム用シューズ9選をご紹介していきます。
万能タイプのおすすめ
万能タイプの1つ目のおすすめは、「Nike TANJUN」になります。
「Nike TANJUN」はとにかくシンプルさにこだわったシューズで、軽くてフィット感がバツグンの商品です。
何でも卒なくこなす優等生的なシューズなので、ランニングや筋トレ、スタジオレッスンなど色々やりたい方やスポーツジム初心者の方におすすめの商品です。TANJUN=シンプル、まさにシンプル・イズ・ベストな商品。
もう1つおすすめする商品は、adidas「ファルコンラン」。
軽量でクッション性があり、マルチスポーツに対応しています。
常に柔らかく弾力性のあるクッションは履き心地が抜群で、足の裏が痛くなることなく快適に運動できます。
ジム初心者の方で何を買えばいいか? 迷ったら上記2品のうちのどちらかを選べば間違いないでしょう。
ランニング用のおすすめ
ランニングがメインの方におすすめなのは、「new balance M411」になります。
コンバースのスニーカーの重さの半分しかない軽さが魅力のM411。片足の重さは約208gなので、長時間快適に走ることができます。
靴底のソールは耐久性が高いゴムを使用しているのですり減りに強く、すぐに履き潰れてしまうことがないので長く利用できます。
ランニング用でもう1つのおすすめは、「アシックス JOLT2」になります。
ベーシックな機能を備えている、ランニングシューズの定番の商品がこちらになります。
アシックスは日本のメーカーなので、日本人の足にフィットするように設計されているところが良い点。値段も手頃なので、ジム初心者でランニングなどの有酸素運動をメインに考えている方におすすめです。
トレーニング用のおすすめ
筋トレやマシントレーニングなどをメインにする人におすすめなのは、UNDER ARMOUR「トライベースレイン 3」。
ウエイトトレーニングの高重量を支えるために、足元のグリップ性やホールド性にこだわったシューズ。
360度全方向、素早い動きにも対応しているので、マシントレーニングとランニングの両方やりたい方にも最適です。
トレーニング用のもう1つのおすすめは、「mizuno TC-01」です。
すこし値段は高くなりますが、伸縮性の素材を採用していて素足のような感覚、履くだけでバランス能力が向上するところが、この商品の魅力になります。
ミズノ独自の技術である中敷に用いられた独自の凹凸構造“ミズノ コブにより、足の裏全体で地面をしっかり捉え、自分が持っている力が最大限に発揮できるでしょう。
スタジオ用のおすすめ
スタジオ用のシューズを探しているメンズの方におすすめするのは、「mizuno ウエーブダイバース LG 3」になります。
「豹のように、しなやかに、素早く動く」がコンセプトのLG3。スタジオで魅せたいパフォーマンスをしたい方におすすめです。
クッション性や横方向のステップの安定性が優れているので、いつも苦戦していたターンやステップが自分でも驚くほど上手くできるようになります。
スタジオ用のもう1つのおすすめは、「mizuno ウエーブダイバース DE」になります。
見た目は重量感がありますが、履き心地はいい意味で裏切られるほど軽く、踵にかかる衝撃を和らげてくれる商品になります。
サイドの動きに安定感があり、デザインも目立つので、スタジオ内で一際目立つことができます。
コンパクトタイプを探している人はこれ
ジムの手荷物をとにかく少なくしたい人におすすめなのは、「SAGUARO ベアフット」になります。
片足の重量が約136gと軽量で、荷物がかさばらないところがベアフットシューズの魅力になります。
クッション性があまりないので本格的なトレーニングをする人には向いていませんが、素足で運動しているような軽い感覚が好きな方に「SAGUARO」はおすすめです。
男性(メンズ)おすすめ ジム用シューズの比較一覧表
画像 | |||||||||
商品名 | Nike TANJUN | adidas ファルコンラン | new balance M411 | アシックス JOLT 2 | UNDER ARMOUR トライベースレイン 3 | mizuno TC-01 | mizuno ウエーブダイバース LG 3 | mizuno ウエーブダイバース DE | SAGUARO ベアフット |
タイプ | 万能タイプ | 万能タイプ | ランニング用 | ランニング用 | トレーニング用 | トレーニング用 | スタジオ用 | スタジオ用 | コンパクト型 |
特徴 | クッション性、軽量性、 グリップ感のバランス型 | マルチスポーツに対応 | 心地よいクッション性 耐久性のある素材をソールに使用 | ベーシックな ランニングシューズ | 重量を支えるために、 足元の安定を優先的に設計 | ハードトレーニングに耐えれるよう 耐久性の高いPU素材を使用 | 高いクッション性と安定性を両立 | 「ひねる」「回る」動きを スムーズにこだわりの軽さを実現 | 軽量で折り畳める |
価格 | 3,978円~ | 3,413円~ | 3,028円~ | 2,756円~ | 6,570円~ | 5,594円~ | 11,809円~ | 10,479円~ | 3,280円~ |
重量 | 片足 約180g | 片足 約267g | 片足 約208g | 片足 約295g | 片足 約280g | 片足 約335g | 片足 約255g | 片足 約250g | 片足 約136g |
足幅 | E~2E | ー | 2E | 4E | 2E | 2E | 2E | 2E | 3E |
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女性おすすめのジム用シューズ【レディース】
ここからは、女性の目的別おすすめジム用シューズ8選をご紹介していきます。
万能タイプ
レディース用の万能タイプで1つ目のおすすめは、「New Balance WXNRG NRGIZE」になります。
片足の重さが140gと軽量で、床からの衝撃を和らげるクッション性もあります。
ひもではなくスリップオン式なので履き脱ぎしやすく、カラーバリエーションが豊富なところが魅力になります。コンパクトなので、ジムの手荷物を少なくしたい人にもおすすめです。
女性用の万能タイプでもう1つおすすめするのは、「Nike TANJUN」になります。
こちらはメンズ用のおすすめでも紹介した商品で、クッション性、軽量性、グリップ感のバランスがとにかく優れているところが魅力になります。
デザインはシンプルで、どんなウェアにもコーディネイトできます。ジム初心者の方にもおすすめです。
ランニング用
レディースのランニングシューズの1つ目は、「adidas ファルコンラン DBG98」です。
快適なランニングができるように、ソフトなクッショニングが装備されています。
シンプルさを追求したおしゃれなデザイン、価格も手頃なので、デイリーランにおすすめの一足です。
もう1つのおすすめは、「アシックス LADY JOLT 2」です。
ベーシックなランニングシューズの機能を備えた「LADY JOLT2」。
日本人の女性の足にフィットするように作られている「LADY JOLT2」を履けば、長時間疲れ知らずのランニングできます。
トレーニング用
レディースのトレーニング用で1つ目におすすめするのは、「New Balance WXNRGL」になります。
スリップオンタイプなので履き脱ぎしやすく、足首にピタッとフィットする作りになっているので安心してトレーニングできます。
洗練されたスタイルや、大人の雰囲気を醸し出すカラーも人気を集めている理由になります。
トレーニング用でもう1つのおすすめは、「New Balance FUEL CORE AGILITY」です。
トレーニング時のスピードとパワーを快適に支えるために、高反発なミッドソール素材を採用しています。
シックなカラーから、ジム内がパッと明るくなる美しいカラーが女性に人気です。
スタジオ用
女性のスタジオ用のおすすめは、「アヴィア A6812W」です。
アヴィアはアメリカ生まれのシューズブランド。衝撃吸収・安定・反発の機能が優れていることから、数多くのインストラクターから支持を集めているブランドになります。
今まで苦戦していたターンやステップが、自分でも驚くほど軽やかに上手くできるようになります。
スタジオ用のもう1つのおすすめは、「mizuno ウエーブダイバース DE」です。
メンズ用のおすすめでも紹介した商品で、ダンスの動きに特化した商品になります。
ダンスエクササイズに多い「ターン」や「ひねる」などの動きをスムーズにするために、踵部・前足部が大きな円状の作りになっているところが特徴です。
ターンやステップの際、足に意識を持っていかなくても自然の流れで体が反応できるようになります。
女性(レディース)おすすめ ジム用シューズの比較一覧表
画像 | ||||||||
商品名 | New Balance WXNRG NRGIZE | Nike TANJUN | adidas ファルコンラン DBG98 | アシックス LADY JOLT 2 | New Balance WXNRGL | New Balance FUEL CORE AGILITY | アヴィア A6812W | mizuno ウエーブダイバース DE |
タイプ | 万能タイプ コンパクトタイプ | 万能タイプ | ランニング用 | ランニング用 | トレーニング用 | トレーニング用 | スタジオ用 | スタジオ用 |
特徴 | 脱ぎ履きしやすいスリッポン構造 優れたクッション性と軽量性 | クッション性、軽量性、 グリップ感のバランス型 | 軽量ランニングシューズ | シンプルなデザイン ベーシックなランニングシューズ | 脱ぎ履きしやすいスリッポン構造 | スピードとパワーを快適に支える ミッドソールを採用 | 抜群の安定性と衝撃吸収性 中足部のTPUプレートがねじれを防止 | 「ひねる」「回る」動きを スムーズにこだわりの軽さを実現 |
価格 | 3,480円~ | 3,840円~ | 2,931円~ | 2,990円~ | 4,480円~ | 5,000円~ | 9,180円~ | 10,479円~ |
重量 | 片足 約140g | 片足 約180g | 片足 約229g | 片足 約235g | 片足 約154g | 片足 約180g | 片足 約312g | 片足 約250g |
足幅 | D | ー | 2E | 2E | D | D | ー | E |
商品リンク | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
タイプや特徴を見比べながら
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まとめ
ジムのシューズには全部で4種類あり、自分の目的に合わせてタイプを選ぶことが大切です。
サイズはジャストサイズではなく、0.5~1.0cm大きめにしましょう。
その際、くつ下の生地の厚さのことを忘れないようにしてくださいね。